実費及び日当

実費及び日当

実費

 

「実費」とは、必要な場合の交通費書類代及び宿泊代の3つをいい、各請求手続の内容に応じた業務量と地域展開性(全国対応)を考慮したものです。

 

1.交通費


  • 原則として、公共交通機関(電車・バス)による往復交通費実費を申し受けます。
  • 公共交通機関を使う場合の出発駅は、日暮里舎人ライナー/西新井大師西・舎人公園・舎人、東武伊勢崎線/西新井・竹ノ塚、JR京浜東北線/川口となる場合がありますが、状況に応じ極力経済的かつ合理的に選択します。
  • 時間を優先する交通手段を選ぶ場合、別途協議のうえ、車を使う場合の高速代・ガソリン代・駐車場代・タクシー代などの実費を申し受ける場合があります。また、航空機代、船代の実費を申し受ける場合があります。
  • 例えば、訪問面談のためご依頼人のご指定場所に出向く場合や、書類の作成・訂正補充の依頼・受領のために医療機関等に出向く必要がある場合、交通費実費を申し受けます。

2.書類代

 

「書類代」とは、必要に応じて医療機関等からの書類等を取得するために必要な費用(実費)をいい、例えば、以下のものが該当します。主なものは、診断書代と受診状況等証明書代です。


診断書代

診断書は、主に障害認定日要件を立証するために最も重要な書類であり、医証(医師又は歯科医師が医学的知見に基づいて作成する証明書類)ですので強力な裏付け資料となります。

費用としては、診断書1通当たり、精神障害の場合は1万円程度、それ以外の場合は5千円程度が相場ですが、医療機関によって大きく異なる場合があります。

必要な診断書の枚数は、裁定請求の方法や時期(障害認定日請求なのか事後重症請求なのか)、障害の状態の安定度(軽快や悪化の揺れや傾向など)によって1枚から3枚、複数の傷病を併合して請求する場合は各傷病ごとに診断書を揃える必要があります。

 

受診状況等証明書代

受診状況等証明書は、主に初診日要件を立証するための重要な書類です。通常は2千円から3千円程度かかります。

受診状況等証明書は、初診時の医療機関と診断書作成の医療機関が異なる場合に必要なものです。このため、取得した受診状況等証明書では初診日が証明できない場合、別の医療機関でその作成依頼をする必要があります。つまり、初診日が特定できるまで数枚必要となる場合があります。

 

レントゲンフィルム代

 

レントゲンフィルムの添付が要求される場合があります。例えば、呼吸器系結核、肺化のう症、けい肺(これに類似するじん肺症を含む。)、その他必要と認められる場合です。

通常は、診断書の作成と同時にレントゲンフィルムの貸出や複製を医療機関へ依頼するため無料の場合が多いですが、有料でも積極的に取得すべきものです。障害状態要件(障害認定日要件)の証明力の強化が見込めるのです。

 

医師等の意見書代

 

初診日要件の判断に影響を与える相当因果関係の医学的知見を得る場合や、障害状態要件(障害認定日要件)の証明力を補強したい場合などに医師又は歯科医師に意見書の作成を求めることがあります。

意見書の雛形などは当事務所で提示するため、診断書代よりは安くなることが見込まれます。

どのような意見書を書いてもらうかは、代理人の腕次第となります。

 

医師等との面談料

医師又は歯科医師への診断書の作成依頼の際、社労士(代理人)単独で依頼しにに行ったにもかかわらず(ご依頼人本人の受診を伴わず)、医師等との面談が求められ、医療機関から面談料が請求されることが稀にあります。

定期的な受診の際、ご依頼人と同席して主治医に診断書の作成をお願いできれば、このような出費は避けられます。

 

公的書類の取扱い

  • 公的書類(住民票、戸籍謄本、課税証明書など)の取得は、原則として、ご依頼人にお願いしております。
  • ご要望により別途委任状を頂いたうえで公的書類の取得代行も可能です。この場合、公的書類の交付手数料(実費)のほか、交通費及び日当を申し受けることになります。

3.宿泊代

 

以下の場合、原則として、ご依頼人と別途協議のうえ宿泊代(実費)を申し受けます。

 

  • 移動時間が片道4時間以上の場合
  • 移動や現地活動を含めた総所要時間で12時間以内の日帰りが困難な場合など

 

日当

 

日当とは

  • 「日当」とは、ご依頼人のご指定場所や医療機関等へ出向く場合の料金をいい、移動時間が片道1時間以上の場所において活動する場合の1日当たりの料金です。業務に伴う外部活動の時間及び全国対応を考慮したものです。
  • 移動時間が片道1時間以上である限り、初回の出張相談であっても、日当を頂くことになります。ただし、正式に業務委託契約を結んだ場合には、出張相談(初回)に係る日当は着手金に充当いたしますので、着手金と同時に初回の出張相談分の日当は頂きません。
  • 片道1時間未満の場合であれば、例えば、霞が関(社会保険審査会)にて再審査請求の口頭審理で意見陳述を行う場合であっても(当事務所は霞が関に交通所要1時間以内のため)、かかる活動の日当は頂きません。

 

【日当表(2015年6月1日現在)】

移動時間 日当(税込)
片道1時間未満 0円
片道1時間以上2時間未満 12,960円
片道2時間以上3時間未満 19,440円
片道3時間以上4時間未満 25,920円
片道4時間以上 32,400円

※「税込」とは、消費税8%を前提としたものであり、税制改正により変わります。

※片道4時間以上の場合、原則として別途協議のうえ宿泊代(実費)を申し受けます。

 

移動手段と移動時間について

  • 移動手段は、原則として、公共交通機関(電車・バス)を利用します。
  • 時間優先の交通手段では日当がより安く、コスト優先の交通手段では日当がより高くなりえます。このため、請求する交通費と日当の合計額がより安くなるような移動手段をご依頼人と協議して決めます。
  • 同日に複数の目的地を訪れる場合、当事務所から最も遠い目的地までの移動時間で決めます。